Webデザイン

【アニメーション特集 -5】JavaScriptアニメーションライブラリまとめ(2021年2月版)

こんにちは。FASTCODINGデザイナーの七転び八重子です。
アニメーションをシリーズでまとめて見よう!第5回は、「JavaScriptアニメーションライブラリ2021年2月まとめ」です。前回、JavaScriptアニメーションについて、基本をまとめましたので、今回はJavaScriptおすすめライブラリのまとめです。




今回、ご紹介するのはQueryの依存なしのライブラリに限定し、ダウンロード数順にご紹介します。

Queryの依存なしを推奨する理由は、Queryと同じ機能をもち、はるかに高速でサポートも多いライブラリがありますし、バージョン管理が必要など、3年前くらいから脱Queryの流れがあります。

ですが、jQueryがダメと言う訳ではありません。
用途と使い方を間違えなければ、利用した方が便利な場合もあります。以下の2点を注意して利用しましょう。

jQueryを利用する場合の注意点
・ページの読み込み時点で実行するものは使わない(ユーザークリックやスクロール量で開始するアニメーションに利用)
・常に最新版を利用する


汎用系JavaScriptアニメーションライブラリ

標準仕様!Web Animations API

「Web Animations API」は、W3C Working Draftで定義されているアニメーションのための標準仕様です。
ChromeやFirefox、Safariで対応、今後の展望が期待できる技術なので勉強する価値があります。ブラウザ対応状況によって、現状ではPolyfillを利用することになると思います。

W3C Working Draft:Web Animations
ダウンロード:web-animations/web-animations-js

Anime.js

Anime.js
「Anime.js」は、軽く、高速で比較的かんたんに実装できるJavaScriptライブラリです。
GSAPやTweenJSに比べると同時実行性能が劣るため、多くのオブジェクトを一度に動かすのには不向きです。HTMLページのユーザーのアクションに対するフィードバックやステータスの変化などに利用するのが妥当です。

公式サイト:Anime.js
ダウンロード:juliangarnier/anime

GreenSock GSAP(旧Tweenmax)

GreenSock GSAP
「GreenSock GSAP」は、同時実行性が高く、多くのオブジェクトを滑らかに動かす事ができるJavaScriptライブラリです。
ただし、ライセンスがMITではありません。基本は無料で利用できますが、サイト上で何らかの有料課金が存在する場合は優良ライセンスが必要になります。

公式サイト:GreenSock GSAP
ダウンロード:greensock/GSAP

Lottie

「Lottie」は、Airbnbが開発した、マルチプラットフォームに対応した(iOS、Android、Web、React Native)アニメーションライブラリです。SVGファイルで解像度を気にせずに拡大縮小が可能で、動画ファイルに比べてファイルサイズが軽量です。

公式サイト:Lottie
ダウンロード:airbnb/lottie-web

CreateJS


「CreateJS」は、大きな4つのライブラリからなり、HTML5 Canvasでの制作を扱うためのJavaScriptライブラリです。グラフィック描写に長けており、ほとんどのブラウザにも対応しています。

公式サイト:CreateJS
ダウンロード:CreateJS


  

専門系JavaScriptアニメーションライブラリ

Swiper:画像スライダー


「Swiper」は、モバイルのスワイプ動作におけるカルーセルの切り替わりアニメーションを実装できるJavaScriptライブラリです。
demoで動きを確認できます。

公式サイト:Swiper
ダウンロード:nolimits4web/swiper

Bounce.js:バウンドするようなアニメーション


「Bounce.js」は、バウンドするようなアニメーションを簡単に作成できるJavaScriptライブラリです。demoを見るとイメージ湧きやすいです。

公式サイト:Bounce.js
ダウンロード:tictail/bounce.js

AOS:スクロール量でスライドイン


「AOS」は、スクロールに応じてスライドインなどのアニメーションを簡単に実装できるJavaScriptライブラリです。
公式サイトで動きの確認ができます。

公式サイト:AOS
ダウンロード:michalsnik/aos

Animsition:ページ遷移の前後にアニメーション


「ANIMSITION」は、ページ遷移の前後にアニメーションを入れることができるJavaScriptライブラリです。滑らかなページの動きが、気持ちいいです。サイトに取り入れたいなと思います。。

公式サイト:ANIMSITION
ダウンロード:blivesta/animsition

Vivus:SVGアニメーション


「Vivus」は、SVGをアニメーションさせるJavaScriptライブラリです。

公式サイト:Vivus
ダウンロード:maxwellito/vivus


  

まとめ

今回は、JavaScriptライブラリまとめましたが、それぞれ一長一短と行ったところ、どんな場面でどのライブラリを選択するか、目的や環境に合わせて選択する必要があります。

Webサイトのパフォーマンスが落ちないように最適なアニメーションの制作なら、ファストコーディングまで。ファストコーディングは、アニメーション制作を専門に行うチームが、全ての環境で高いパフォーマンスを維持したアニメーション制作を提供しています。お困りの際は、ぜひご相談下さい。