こんにちは。FASTCODINGデザイナーの七転び八重子です。
半年ごとの恒例テーマ、2023年も残り1ヶ月となってきたので、早速「Webサイトのベストな横幅サイズ(コンテンツ幅)」をチェックしていきます。
参考サイト : statcounter
はじめに
Webサイトの設計やデザインする場合は、最初にWebサイトの幅(コンテンツ幅)を決めます。
パソコンの画面の場合は、「Webサイトの幅」を決めたら、それより400pxくらいは余裕をとって「アートボード」を設定するとデザインし易いです。
また、各デバイスに合わせて表示を最適化する為、
・デスクトップ用
・タブレット用
・モバイル用
この3つのパターンで設計・デザインを作成しておくと、どんなコーディング(レスポンシブ・リキッドなど)でも対応できます。
コーディングである程度、デザインを巻き取れる場合もあり、デスクトップとモバイルがあればOKな場合もあります。
高解像度、Retinaディスプレイの場合はどうするのか?
専用のサイズを用意しなくても大丈夫です。
Webサイトに掲載する画像素材のみ、倍のサイズで用意しましょう。また、ロゴなどは、SVGファイルにしておくと、綺麗な表示をキープできます。
Scalable Vector Graphics(SVG)は、 Webに適したベクターファイル形式です。 ベクターファイルは、jpgなどのラスターファイルと違って、拡大してもデータが荒くなることがありません。
早速ですが、結論から
半年前と比べて、ラップトップのサイズを 100px ほど広く設定。後から理由を述べますが、私もお仕事でデザインする場合、指定がなければ基本デスクトップのサイズは1200pxにしています。
ラップトップ
コンテンツ幅:1200px
ファーストビュー:750px
アートボードサイズ:1920px
デスクトップ
コンテンツ幅:1200px 〜
ファーストビュー:850px
アートボードサイズ:1920px
タブレット
コンテンツ幅:768px
ファーストビュー:800px
アートボードサイズ:768pxジャスト
モバイル
コンテンツ幅:360px
ファーストビュー:800px
アートボードサイズ:360pxジャスト
ここ半年でスクリーンサイズの推移をみていきます
お馴染みの、statcounterで、半年前と比較してみました。
はい。近年、減少傾向だったデスクトップのシェアが増えています。微々たる変化かもしれませんが、動画編集やリモート、オンラインのお仕事が増えてきたからでしょうか??
大きな変化はありませんが、1980pxと1366pxを押さえておけば大丈夫そうです。
地域別のシェア
地域別で見てみるととても参考になりました。
オレンジの部分、アフリカ、アジア、南米は、ノートPCでよく見られる1366pxが支流のようです。
日本、アメリカ、ヨーロッパではフルHDの1980pxが支流です。
タブレットやモバイルは、地域別での差がほぼありませんでした。
推奨フォントサイズ
PC・モバイルともに16pxがGoogleが推奨するフォントサイズです。
文字数の多いサイトであれば、14px〜16pxで良いかもしれませんが、多言語サイトなど英語のフォントの場合は、14pxだとフォントが小さくて読みづらいので気をつけましょう。
まとめ
半年なので、大きな変化は見られないですが、ここにきて、デスクトップが多少増え、モバイルが横這いと安定してきました。
コンテンツ幅の推奨サイズも少し変えています。それでは、また半年後に。
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