FASTCODINGの波乗りディレクター尾島です。
AMPについて、最近導入を検討される方からのご相談を多く受ける様になってまいりました。
おそらく、2016/10/21より日本のGoogleの検索結果にAMPが対応されることが
要因のひとつと考えられます。
そもそもAMPとは、Accelerated(加速する) Mobile Pages の略で、GoogleやTwitterほか複数の
プラットフォームが共同で参加しているプロジェクトが構築した規格のことです。
AMPってどんな仕組み?
・静的なコンテンツのみを対象
・JSは原則禁止
・画像や広告の表示サイズは固定
・GoogleやTwitter側にキャッシュとして保存される
・AMPフレームワークを利用
詳細は、Google公式ブログを参照してみてください。
Google公式ブログ
AMPの構成は?
AMPを構成する要素として、
・AMP HTML
・AMP JS
・Google AMP Cache(AMPページをキャッシュする役割)
が挙げられます。
AMPを利用するメリット
・モバイルページの表示速度が上がる。
・トップニュースのカルーセルに掲載される。
AMPを利用するデメリット
・仕様に完全に合わせる必要がある。
・デザインや機能を再現しにくい。
・CSSが50KBを超えるとエラーになる。
・タグに制限がある。
・PC,SP用ページとの多重管理が必要になる。
・AMPはこの先生きのこるのか。
AMPの導入方法
では、AMPの恩恵を受けるためには、どの様に導入すればよいのでしょうか。
今回は、Wordpressを利用している場合の導入方法についてご案内します。
WordPressへの導入は、多くの方はプラグインを導入して対応しているようです。
おもに、下記の様な手順で導入していきます。
AMP化の方法
1.AMPプラグインをインストール・有効化する。
2.Yoast SEOプラグインをインストール・有効化する。
3.Glue for Yoast SEO & AMPプラグインをインストール・有効化する。
プラグインで対応できる範囲のコンテンツは簡単に完了させる事ができます。
(プラグインでのAMP対応は投稿ページのみ)
WordPressだけど、プラグインなしで対応させたい!という猛者にはこちらが
参考になると思います。
プラグイン無しでAMP対応
さて、ここまでAMPの説明をしてきましたが、
総合的に判断して、導入のメリットはどれくらいあるのでしょうか。
AMPが検索アルゴリズムのランキング(SEO)に反映される事はないことから、
すべてのサイトで導入した方が良いとは言えませんが、ニュースサイトやブログサイトを運営、新規で作成を検討されている方は、AMPの導入を考えても良いかもしれませんね。
AMPに対応するタイミングをうかがっている方、
AMP化の対応・導入を検討されている方は、ぜひFASTCODINGへご相談ください!