こんにちは。FASTCODING UI/UXデザイナー、一富士二鷹三茄子です。
最近よく耳にする「UI/UX」。なぜ今必要とされているのでしょうか?
その前に、UI/UXとは何の事なのか疑問な方はこちらの記事をチェックしてみてください。
UI/UXをデザインするという事は、「使い勝手」と「体験価値」を作ることです。
そうは言っても、実際どのような事をするのか分からない方も多いのではないかと思います。今回は実例を挙げ、UIUXが必要な理由とUI/UXの改善例をご紹介します。
UI/UXの重要性
ビジネスがデジタル化している今、ただ単にかっこいいデザインを作ればブランディングになる、売れるという時代ではなくなっています。
例えば電化製品の様な「モノ」の場合、実際に使ってみないと品質を知ることはできません。
しかし、Webサービスの場合は品質が気に入らなければすぐ別のサービスに乗り換えられてしまい、満足してもらえなければユーザーは簡単に離脱してしまいます。
また、ネットの情報から競合サービスを比較検討することが容易に出来るため、常にユーザービリティを改善し、ユーザーの心理や行動をUI/UXに落とし込む必要があります。
この、ユーザーのニーズを落とし込む方法として、「情報設計」と「ビジュアルデザイン」の2つのプロセスがあります。
情報設計とは、どのページで、いつどの様なメッセージを表示させるか等、ユーザーのニーズに沿い組み立てていく作業です。ユーザーのニーズをつかめていたとしても、この情報設計が上手くできていないとその魅力がユーザーに届かず、離脱の原因となってしまいます。
では、どのようしてユーザーの心理や行動をデザインに落とし込むのか、UI/UX改善の実例をご紹介します。
バイト探しアプリの事例
下記はバイト探しアプリで応募率改善の為、応募フォームを見直した実例です。
AとB、どちらの画面からの応募率が高いと思いますか?
テストの結果、応募率が高かったのはBでした。
アルバイト探しの場合、正社員の転職のようにしっかりと自己アピールを考えて応募!という場合は少ないと思います。大半は正社員の転職に比べ、気軽に応募する場合が多いのではないでしょうか。応募者の情報は採用側にとって重要な情報ですが、一画面の情報量が多いと応募者は入力を負担に感じ、これだけで離脱が多くなってしまいます。
これを避けるには必須項目だけを画面に表示し、任意項目は開閉式にして視覚的な負担を下げることです。ユーザーは応募に対するハードルが下がり、先に進みやすくなります。
ユーザーの心理を探る
上記はあくまで一例であり、正解ではありません。サービス内容や対象にによってまた別の結果になりますが、このようにユーザーの心理をデザインに落とし込むことが大切です。
ユーザーが何を期待してサービスを利用しているのか、またどんな事に不満を感じているのか「心理」を理する事が必要になります。では、一体どうすればユーザーの心理を掴み、サービスの成果を上げることができるのでしょうか。
一つの方法としては、分析・解析ツールを使うことです。
ツールを使うことで来訪者のキーワードや離脱した箇所など様々な情報を手に入れることができ、その情報をもとに改善施策を打つことができます。
しかし、解析ツールでわかることはあくまで「結果」です。ユーザーがなぜその行動をとったのかという部分までは分かりません。ユーザーの根本的な不満を理解する為には、解析ツールなどの定量的なデータをもとにしながら、ユーザーインタビューなどでユーザーの心理を探ることが重要です。
まとめ
UI/UXデザインとは何をする事なのか、重要性と改善方法について説明しましたがいかがでしたでしょうか。
サイト運営においては、ユーザー目線で考えているように見えて、実は売り手側の目線になっていることが多々あります。その原因として、担当者は常にそのサービスや商品に触れている為、当初持っていた疑問や初心者なら当然抱く疑問を持たなくなってしまう事にある様です。
ユーザーとの「すれ違い」を埋めていく必要があるため、常に視野を広く持ち、思考が凝り固まらないよう心がけましょう。
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