UI/UX
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CVがアップする、LPのストーリー構成について

こんにちは。FASTCODING UI/UXデザイナー、一富士二鷹三茄子です。

LPのストーリー構成を考えようと思った時、何か正しいのか、またどのように構成すればユーザーの興味を引けるのか、悩んでしまうことはありませんか?
LPは情報量が多くなる為、ただ情報を並べただけでは結局何が言いたいのか分からないページになってしまいがちです。
今回は、CVを高める為の基本的なストーリー構成とテクニックについて解説します。

 

まず抑えておくべきポイント

ペルソナを設定する

LPの構成の前に、まずはペルソナをできる限り具体的に設定する必要があります。
ペルソナを設定しユーザーの行動を可視化することで、刺さりそうな言葉や行動が具体的に見えるようになってきます。
良いLPの特徴は、ターゲットが明確であること、それに対してメッセージが明確であることです。ここでしっかりと考え、検討することで売上に繋がるLPとなります。
ユーザーの行動を可視化するには、カスタマージャーニーマップなど様々な方法があり、手法についてはこちらでも説明しています。
UXをデザインする方法

アピールポイントを絞る

アピールしたい事は色々あると思いますが、最もアピールしたい部分は何なのか、いま一度整理してみましょう。
また、そのアピールポイントは他社と差別化できているでしょうか?
この部分がユーザーに伝わらないと、その先に進むことは難しくなります。

競合はどのように他社と差別化を図っているのか、という事もチェックしながらアピールポイントを絞りましょう。

 

伝わるLP構成の考え方

結・起・承・転の流れをつくる

では、実際のストーリー構成についてです。
漫画や小説などのストーリー構成は「起・承・転・結」の流れで展開され、LPでも使われています。
具体的には以下のような構成になります。

 

一見問題なさそうですが、LPの場合「起・承・転・結」の構成はNGです。
なぜなら「起」が最初にくると、どうしても「掴み」が弱くなってしまうからです。
ユーザーを逃さずCVまで導くためには、まず興味を持ってもらわないと始まりません。
検索ワードにヒットして訪問したとしても、ファーストビューがありきたりな内容では、興味を持ってもらう事自体難しくなります。
その為、LPでは結末を最初に持ってくる「結・起・承・転」の流れを作る事がポイントとなります。

 

ユーザーの心理に沿って構成する

「結」

ユーザーが知りたいのは、商品を利用する事で得られるメリットです。
その為、LPの構成は検索ワードに対しての答え=「結」の部分から入る事によって直球でアプローチしやすくなり、対象ユーザーにとって興味をもつきっかけとなります。
これが、LPの鉄板構成「結・起・承・転」です。

「起」

ユーザーが商品に興味を持ったら、次に知りたいのは、その解決方法です。たった2ヶ月で本当にそんなに体重を落とす事が出来るのか?どんな商品なのか?ユーザーの悩みに対する解決方法として、本題のサービス案内に入ります。
ここで具体的な説明を行い、サービスに対する理解を促します。

「承」

「承」のセクションでは「起」の内容をさらに深めていきます。
ここで解決できる理由や根拠について掘り下げます。たった2ヶ月でマイナス20kg目指せると言われても、本当かどうか納得できる説明がなければ購入はできません。
ここで解決できる証拠をしっかり説明し、ユーザーに利用するメリットを感じてもらえる事が大切となります。
また、CVを促す為には証拠のみではなく、安心感や信頼感も必要となりす。
LPではよく「お客様の声」など実際に商品を利用したユーザーの口コミを掲載していますが、商品の理解だけでなく信頼感を持たせる事で購入のハードルが下がり、CVに繋がりやすくなります。

「転」

「転」では、興味を持って読み進めてもらったユーザーに対して、疑問や不安を解消します。
「FAQ」や「良くある質問」などを設け、ユーザーが疑問に思うであろう事柄をあらかじめ記載し、自己解決できるようにしておきます。
具体的な解答が明示されている事で、一部のユーザーにとって場安心材料となるかもしれません。
離脱を防ぐためにも、なるべく多くの質問を用意し、ユーザーの疑問に応えられるようにしておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
LPはユーザーの心理に沿ってストーリー構成する事で自然な流れとなり、内容の理解を深める事にも繋がります。一方的に商品紹介を行うだけのLPは、内容が伝わりにくく離脱を招きやすくなるので注意しましょう。
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